親父も、日が経つに連れて自分なりに元気を取り戻そうとしている。
今日も、僕が、仕事から帰ってくると明るい笑顔で・・・・お帰りと言ってくれた。
僕も・・・・ただいまと言って部屋の中に入って行きました。
親父は、僕が帰って来るまで晩御飯を待っててくれました。
もちろん、家族もです。
親父が・・・・・・・お前も大分痩せたんじゃないのかと言い出した。
僕は・・・・そんな事ないよと言った。
親父の言葉にぞっとした。
何故なら、本人が病気の状態だとよく他人の事見えると言うからです。
それから僕は、話を変えていきました。
親父と一緒に晩御飯を食べていると親父が・・・・・・久しぶりの牡蠣フライだなぁと言った。
親父が、大好きなおかずです。
入院しているときから退院するまで親父は・・・・・退院したら牡蠣フライが食いたいなぁって言ってました。
僕は親父に・・・・・余り食べすぎると退院したばかりだからよく噛んで食べなきゃ駄目だよと言いました。
親父は・・・・分かってるよ久々の牡蠣フライだからうれしくてなぁと言いました。
その姿を僕は見て、この親父を、いつまで見られるんだろうと思いました。
晩御飯が終わり、りんごをお袋が、出してきて・・・・・お父さん、りんごは体にいいから食べてねと言った。
親父は・・・・ありがとうと言ってりんごを一口食べました。
僕は、親父と生きている間会話は絶やさないようにと思いました。
親父も、前までは無口な人でしゃべらない人でした。
今では、自分から喋る様になり明るくなりました。
本人からしてみれば自分の病気の事を薄々と感じてるからだと思います。
だから、家族に心配を掛けまいとしているんじゃないかなぁと思いました。
これから徐々に、痩せていくと思います。
その姿を見て耐えられるかどうか不安です。
家族一同生きられるだけ協力して明るく振舞おうと思います。
BYちゅうさん


